ホワイトカラー・エグゼンプション 55%反対−日経ビジネス 1.29
ホワイトカラー労働者に対しての労働時間規制の適用を除外する
「ホワイトカラー・エグゼンプション」制度の導入が議論されている。
この制度、ホワイトカラーのうち裁量性の高い業務に従事している労働者や
給与所得が一定額を超える労働者などが法定労働時間を超えて仕事をしても
残業代がもらえなくなるというもので、すでに米国、英国などで導入されて
いるそうだ。
日経ビジネス誌のインターネットによるアンケートで調査では
反対:55% 賛成:36% と反対が賛成を大きく上回った。
反対の理由は
「かえって、長時間労働を助長するおそれがあるから」が81.0%でトップ
以下「給与所得が減って労働意欲が低下しそうだから」58.1%
「国民に広く周知されずに導入されようとしているから」45.1%と続く。
賛成の理由は
「職場の業務効率を見直すよい機会になりそうだから」72.5%でトップ
以下「生産性の高い人材が正当に評価されると期待できるから」68.4%
「残業が減って余暇や家庭生活の時間がとれそうだから」26.2%と続く。
全体的には反対意見や慎重意見が多く見受けられたそうだが
働くことに対しての考えは十人十色
画一的に法律で処理せずに
人権を守ることを中心にした最低限の法律と個別の契約に
任せる方が時代に即しているのではないだろうか。
「ホワイトカラー・エグゼンプション」制度の導入が議論されている。
この制度、ホワイトカラーのうち裁量性の高い業務に従事している労働者や
給与所得が一定額を超える労働者などが法定労働時間を超えて仕事をしても
残業代がもらえなくなるというもので、すでに米国、英国などで導入されて
いるそうだ。
日経ビジネス誌のインターネットによるアンケートで調査では
反対:55% 賛成:36% と反対が賛成を大きく上回った。
反対の理由は
「かえって、長時間労働を助長するおそれがあるから」が81.0%でトップ
以下「給与所得が減って労働意欲が低下しそうだから」58.1%
「国民に広く周知されずに導入されようとしているから」45.1%と続く。
賛成の理由は
「職場の業務効率を見直すよい機会になりそうだから」72.5%でトップ
以下「生産性の高い人材が正当に評価されると期待できるから」68.4%
「残業が減って余暇や家庭生活の時間がとれそうだから」26.2%と続く。
全体的には反対意見や慎重意見が多く見受けられたそうだが
働くことに対しての考えは十人十色
画一的に法律で処理せずに
人権を守ることを中心にした最低限の法律と個別の契約に
任せる方が時代に即しているのではないだろうか。