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「隣のダメ社員に振り回されない仕事術」−BJギャラガー、スティーブ・ベンチュラ/フォレスト出版

プロ被害者になってはいけないと唱える著者。
被害者とは、まわりの人のせいで仕事、人生が
うまくいかない、まわりの人に恵まれない人のこと。
そして、その状況をほっておけば、プロの被害者になってしまう。
プロの被害者は、知らず知らずに被害者のような行動をとるようになる。
だからこそ、他人に振り回されないで「仕事」と「人生」を
コントロールしようと本書は語りかけます。
物語と解決策の2部構成、根性論や概念論ではなく
とてもわかりやすい内容です。

自分の人生を自分のものとするには、自らの意志が必要です。
誰かに選択や判断、そして決断を委ねていたのでは
自分の人生ではないはずです。だとすれば
自らの決断したことに責任を持つべきです。
もちろん、仕事も同じこと。
やめる自由がある以上、自分で選んだ仕事であれば責任をもつ。
人生も仕事も思い通りにはなりません。
そのときに、人のせいだけにするのか、自らに責任をもとめるのか
その後の人生は、そこで大きく変わります。

自らに責任を求めるということは、自分の力で変えられるということ。
解決策もでてきますし、そうなると多くの人にも認められるようになる。

今、仕事上で悩んでいる、人間関係で悩んでいる人には
自立的な生き方の第一歩として、一読の価値はあります。

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