不動産会社を経営していた父に「社長が会社で一番偉い」と聞き、子供の頃から「社長になる」と決めていた。70年代のこと、父はアメリカ製の車が好きで、家にあった車はボンネットで昼寝が出来るようなフルサイズのもの。小学校にオープンカーで送ってもらうのが子供心に嬉しかった。アメリカ製の車ばかり載っている雑誌を、1日中眺める子供時代。すっかり「社長になる」という夢と「車好き」という想いが結びついていた。18歳の時、自動車小売業で1年間、19歳の時、中古車販売の業者間取引の会社で2年間勤めた。どちらの会社も、最初から経営者になるための修行のつもりで入社。自分で車を仕入れ、買い手を探す方法を勉強した。業者間取引の会社では、半年の間1台も売れない。訪問を続け、やがて取引先の経営者達に顔を覚えてもらえると、月に30台ほど売れるようになっていった。21歳の頃には、オフィスに居ながら電話をかけるだけで、売り上げ目標額を達成するようになり「大好きな車を扱っている」という感覚が失われてしまった。車を単に商品として流通させることがしたかったわけではない。「男の子の遊び道具のような髪型やファッションのような感覚で車を売買したい」という想いから独立する。
経営者を読み解く8つの質問
経営トップになってそれまでと変わったことは何ですか
もし、経営者になっていなかったらどんなお仕事をされていますか
好きな言葉・座右の銘を教えてください
■人物データ
年齢 |
41歳(1967年5月生) |
社長就任 |
2004年8月 |
就任経緯 |
創業 |
出身地 |
京都府 |
出身学校 |
南宇治中学校 |
趣味 |
仕事、マリンスポーツを経て、花の水やり |
■会社データ
会社名 |
有限会社ジェイボーイ |
業務内容 |
自動車販売、車体整備 |
創業 |
1998年11月 |
設立 |
2004年8月 |
従業員数 |
4名 |
売上高 |
1億6000万円
(2008年5月実績) |