代々違う商売を営む一族の中、呉服屋の長男として生まれる。御室600坪の家を持つ裕福な家庭ながら、父親の厳しい教育のもと小学3年生から高校卒業まで新聞配達を続け、中学1年生の時には「呉服屋は継ぐなよ」と言い渡される。洛南高校では挨拶、返事、掃除の大切さをはじめ、その後の原点ともなるべき多くを学ぶ。現在でも迷った時は学校の教えに返り、社員にも発信している。大学卒業後、日本最大手の保険会社に入社。日本中を駆け回る中でビジネスの面白さに目覚め、成績トップに与えられる「社長賞」を受賞。本人曰く「競争に勝つために私は努力ではなく、愛想で勝っていた。本当に多くの人に可愛がられ、助けられた」。その後ITベンチャー企業から誘われて副社長に就任するも、半年後、連帯保証人になったことで3億円近い借金を背負うことに。京都に戻り、「もう自分が食っていけるだけの会社でいい」と株式会社ナレッジデザインを設立したが、社会や京都の街への貢献心が大きくなり、本気モードに突入する。現在、洛南高校OB会副会長、夢は幼稚園の園長先生。
経営者を読み解く8つの質問
経営トップになってそれまでと変わったことは何ですか
もし、経営者になっていなかったらどんなお仕事をされていますか
好きな言葉・座右の銘を教えてください
■人物データ
年齢 |
38歳(1970年1月生) |
社長就任 |
2006年7月 |
就任経緯 |
創業 |
出身地 |
京都府 |
出身学校 |
洛南高等学校 |
専攻 |
マネジメント |
趣味 |
読書、美食、スポーツ観戦 |
■会社データ