『あきらめずにやり続ける』と言ってもね、ただ単に、自分を反省も分析もせずにやり続けるだけでは無意味なことになってしまう。
何が大切かというと、一番は『自分は絶対的にキレイなものでも正しいものでもない』ということを認識することかなと。まずは、世の中にはいろんな価値観があることを知って、人の意見を取り入れて引き出しを増やすことが必要なんじゃないかと思うんです。40代くらいまでは、頑固になる必要もないですよ。
あとは自己分析ですね。人は自分のできること、できないことをしっかりと見つめることを嫌がる。あいまいにして、見栄を張ってみたりね…。だけど、やはりそこは日々、仕事を通じて、周囲の人を通じて自分の本当の姿と向き合って、認めていくことが大切やなと…。その上で、初めて『あきらめずにやり続ける』ということが意味を持ってくると思うんですよ。そうすれば、目的は達成できると。だから、僕はあきらめずにやり続けていこうと思っているんですよ。
年齢 | 37歳(1970年2月生) |
社長就任 | 2006年5月 |
就任経緯 | 創業 |
出身地 | 島根県 |
出身学校 | 島根県立浜田商業高等学校 |
専攻 | 商業 |
趣味 | サッカー、野球 |
会社名 | 株式会社ウェルアソシエイツ |
業務内容 | ソフトウエア・ハードウエア開発・設計及び各種機械・製造装置の設計・保守 |
創業 | 2006年5月 |
設立 | 2006年5月 |
従業員数 | 30名 |
売上高 | 8000万円 (2007年3月実績) |
会社HP | http://www.wat-2006.jp/ |
サラリーで働いていた時代から経営者意識は持ってやっていたので、何か「改めて変わった」という感じはないかな。もちろん、会社の利益追求だけに全力を尽くすだけではなくて、資金作りやキャッシュフローの面での責任を果たさなければならないという意味では以前と違うけれどもね。
社員たちに対する思いや接し方もさほど変わらない。経営者になる前も伝えたいことは、はっきりと口に出してきたから。ただ、やはり自分が起こした会社だからこそ、今まで以上に『人や組織作りに対する思い』をダイレクトに社員に伝えていこうと思っている。前職でできなかったことを後悔するんじゃなくて、反省して課題を見つけてやっていくべきですからね。
一緒に働く人たちには僕を利用してもらったら良くて、ここに乗っかって、ひとりでは得られない何かを得られるくらいまでみんなで行けるといいなと思ってるんですよ。