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米KFCが砂漠に置いた巨大ロゴは「GoogleEarth広告戦争」の幕開けだ−月間アスキー2月号

ケンタッキーフライドチキンを運営する米KFCが
ロゴマークのリニューアルを記念してネバダ州の砂漠に
「宇宙から見える」を謳い文句に巨大なロゴマークを
一辺約30センチのタイル6万5000枚を使って設置したそうだ。

この場所、実は米国政府が存在を認めていない空軍基地があり
グーグルアース登場時、この「ないはず」の秘密基地が
あっさり上空から見えて話題になった場所。

つまり、KFCの狙いの一つは
「グーグルアース」を使った広告効果ということだ。

グーグルアースの利用者は世界中に1億人近くおり
広告媒体として十分成り立ち
しかも、一般の観光スポットと比べて地代も安い。

最近、米国のセカンドライフという仮想空間が話題だ。
米国のLinden Lab が運用している
オンライン3次元CG仮想世界というのが定義だそうだ。
そのセカンドライフにも、様々な企業が広告
マーケティングなどで価値を見いだし参加している。

大企業がその資本力で
ビジネスを展開するのはいつの時代でも同じだが
個人や中小企業にも、知恵さえあれば
それを活かすチャンスは広がっている。